11月の月命日を福島市の幼稚園で

 
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11月の月命日は福島県福島市にある福島大学付属幼稚園で月命日ロードを開催してきました

早朝から東京チームは現地入りしましたが
福島在住のスタッフのみなさんも合流してくれました


ラブフォーニッポンでは福島での活動で出逢って来たみなさんが
一緒に手伝ってくれるようになってきています

県外から来るスタッフのためのご飯を用意しくれていたり、現地での告知や調整もおこなってくれています
この日の午前中は幼稚園の授業の一環としてラブフォーニッポンとの交流をさせてもらいました
お昼には近所にある小学校を訪問して小学生たちとの交流もおこないました
沢山の子供たちとの交流とそのまた親御さん達との交流もあったので沢山のスタッフで望みました

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この日のライブも盛りだくさんでした
青谷明日香さん、ゼロゼロゼットエリカさん、ラビラビさん
谷本賢一郎さんまいこさんMiujiさんの三名によるライブ
その他にもダンサーのrhiaさんによるベリーダンスもありました
午前の幼稚園授業ではラブフォーニッポンワークショップとして
福島アポロガスさんによるキャンドル作り
フラワーアーティスト小林さんによるワークショップをおこないました

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午後にも親子で楽しめるものやお母さん達向けのものなど数多くのショップができました

ナチュラルハーモニーさんによるバター作りと
粘土ワークショップ遠藤さんによるオーラソーマセラピー
フタバフルーツさん曼荼羅フルーツワークショップ
なつきさんのスペインキッズ番組のダンスワークそして
ユーゴさんもとこさんによる折り紙ワークショップなどなど


マッサージやヒーリング系でも
まきさんマッサージや遠藤さんによるオーラソーマセラピー
あいさんゆみさんロミロミやハンドマッサージなど・
そして5月の月命日でお世話になった
チャンネルスクウエア(子供たちの室内遊び場)のみなさんも総出で手伝いに来て下さり
おかげで午後にはグラウンドでミニ運動会を開催しました
みんなで玉入れをしたり、リレーをしたりいつもではビンゴ大会の賞品となっているものを
運動会の賞品として提供させてもらいました
子供たちは幼稚園の子供だけではなく
小学生や別の幼稚園の子供たちも混ざりみんなで楽しむ事が出来ました

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福島の大人たちはみながそれぞれに子供たちのために日々がんばっています

それぞれがそれぞれの立場で、出来る事をおこなっています
原災からずっと通い続けてきて、どこの福島に行ってみても感じることです

そしてその人達と向き合う自分はどこかで罪悪感を持ち続けています


一生懸命自分たちの土地をきれいにして
しっかりと検査したものをなんとか風評にも負けないで売ろうとしている人達

すこしでも元気に遊べるようにと遊び場を作る人達

毎日除染をおこなう人たち

行政や東電に対して苦言を言い続ける人たち

福島県の大人たちすべてがそれぞれに毎日を一生懸命戦っています

一致団結しているわけではなく
そしてまた一致団結出来るはずもなく
原発が建つときと同じようにまたそれ以上にバラバラかもしれないけれど
きっとみんな福島の子供たちの未来のために戦っているんだと思います

避難生活を続けている人達も
復興に向けてがんばっている地域のなかではいろいろと言われています
それでも住まわせてもらっているみなさんと仲良くやらないとねと一生懸命交流しています

神戸や新潟の震災の跡を見て来た自分は
震災からもう5年が経つというのにこの状態はいったいなんなんだ?とやるせなくなります

先日都内のガソリンスタンドで給油をしていると車内のなかで大きな警報音がなりました
福島に行っている際につかっているガイガーカウンターからでした
たまたまスイッチを切り忘れていたのか,警報音とともにものすごいいきおいで数値が上昇していきました

となりに止まっていたトラックからだと思われましたが
福島の6号線を通っていても出たことがない数値でした

福島が汚染されているのではないのです
「震災」ではなく「原災」として日本中の大人たちが考え方を変えなければ
もっと問題は複雑で難しいものとなってしまいます

あらためて日本中の数値を計り
そしてまた安全基準の見直しをすべきだと思います
何が本当に危険なのか
そしてまた今後どうして行くべきなのか?は「震災」とまとめていてしまっては答えが出ません

かつて原発で働く人に
「どうしたらいいと思いますか?」と聞いたら
「あれもこれも酷すぎてどうしようもないと思いますが関心をもっていてほしいです」
と言われました

これは原発に対してですが
今となっては
関心の持ち方も変えてもらいたいと願います

福島=原発とするのではく
放射性物質は日本の多くの地域に飛散してそしてまた汚染水は大量に太平洋に流れ続けています

飛散した地域は多くのひとたちが目にしたことがあるはずです
(けして福島県のなかのみに飛散したわけでは在りません)

未だに仮設住宅は無くならず帰る事が許されない人達がいます

そして差別問題が発生していて
福島県に対して県外の人達からの差別です

通い続けてきた自分は県外の人間です

福島県以外でこれほど自分たちの土地のこと子供の未来のことを考えて行動している人達が他にいるでしょうか?

東京にいながら時折福島に行っている自分は罪悪感を感じます

といって行かないことを選択しようとは思っていません
このやるせない状況をなんとかする事は東京の人間だからできることがあると思いたいからです

悶々として何もしないより
出来る事をして福島のみんなと一緒に涙する事のほうが
もしかしたら悶々としていた人をすっきりすることになるのかもしれない

きっかけを作る事で始められる人がいるのかもしれない

世界は平等なんかでないはずで
小さい人大きい人
長い人短い人
でこぼこがあるから世界であって
この世界を変えるのはそういったみんなが変えなければ変わるはずがありません

でも自分自身が見たり聞いたり触れたり出来る世界はたったひとつだけ
その世界は自分が動くだけで変わるし変わろうと思っただけでも変わる事が出来る

せめて月命日の一日だけでも
動いてみて触れてみて自分が変わることを実感できたらと

一緒になって動いてくれる福島県民がいてくれます

今を生きる大人たちと共にいる子供たちは
きっと思いやりある優しい人になるんだと思います

そんな人達から多くを学ぶためにも
まだまだ来年もがんばっていきたいと思っています

長くなってしまいましたが今後ともどうぞラブフォーニッポンをよろしくおねがいします



活動資金へのご寄付をお願いしています!


これまでの活動レポートはこちらをご覧下さい

ラブフォーニッポンFB


月命日に福島のみなさんからメッセージを授かっています





ありがとうございました


CandleJUNE


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