2015,3/11福島県白河市復興祭にて

 
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2015,3/11福島県白河市にて
福島県311行事「希望のあかり」イベントをおこなってきました


白河では丘の上幼稚園にて
事前にこどもたちと一緒にキャンドル作りをしました
また
子供たちから将来の夢を希望の葉に書いてもらうこともしていました

3月11日の当日にその葉っぱ一枚一枚を希望の木にはり出しましたが
当日会場に来てくれた子供たちにもそれぞれの夢を書いてもらいました

追悼の日
復興の想いを表現するこの日
子供たちの将来の夢のひとつひとつに光が灯るように願いをこめておこないました




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福島県7カ所でおこなっている311行事でありますが
追悼式典中心のものや復興祭のような
少しでもみんなが元気になれるようにというものがあります

ここ県南地域の白河では
市民が中心となっておこなう復興祭がおこなわれました

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下記
ラブフォーニッポンスタッフの現地レポートです
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311スタッフレポート
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3月11日 
福島の5方部で希望のあかりがともされました。
私は福島県南 地域の白河でたくさんのメッセージを頂きました

小さい男の子たちはキャンドルホルダーに

『ほうしゃのうにまけないです』

『みんなえがおでいてね』

書いたカップを笑顔で渡してくれました
こんなに小さい男の子が
負けないです と書いていました

夜になったらこのメッセージカップへ
一緒にあかりをつけようと約束しました


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小学生の女の子達は字も綺麗に
将来の夢をしっかり書いてくれました

小学生の男の子達は
初めはふざけて 面白い絵ばかり描いていましたが
これからの日本や地球がどうなったらいい?と聞くと

『平和になってほしい』

と答えてくれました
そしてみんなそれぞれの思いを書きはじめてくれました

受け取ったホルダーには
「平和になってほしい」の他にも

「命をとらないでください」

「みんなの笑顔をかえしてください」

と書かれていました

書いてくれて よかった 

話をしてよかった


絵でごまかしていた心に 隠れてた気持ち


そして
もう1人の男の子は 3月11日がお誕生日でした

カップには 
「おたんじょうびおめでとう」
と自分へのメッセージを書いていました


もしかしたら本当はおもいっきりお祝いしてほしい日だけど我慢したりしてるんだろうなあ


そして足の不自由な方が
「1歩1歩」
と自分の書いたキャンドルホルダーを探していました
一緒に見つけることができたその時、教えてくれました

「私のお友達はまだ見つかっていないの
今日はあの日に似てる、 すこし雪が降ってて風が冷たかったの」

とホルダーを見ると

「あなた方を忘れたことはありません
元気な福島を取り戻すことをちかいます」

と書かれていました

それぞれの 想いに あかりを灯した日  2015年3月11日
どれもがつよく やさしい あかりでした


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原災から5年目の今年も福島県の多くの地域を巡り
みなさんと繋がっていきたいと思っています

みなさんどうぞこれからもラブフォーニッポンをよろしくお願い致します




ラブフォーニッポンFB

また月命日に福島のみなさんから想いを授かっています



お時間あるときにみてください



ありがとうございました

CandleJUNE

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2015年3月7日福島県会津にて311希望のあかり

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2015,3/7 震災から4年
福島県311行事「福島県希望の灯り」イベントを福島県会津でおこなってきました


昨年同様
県立博物館でおこなわれたこのイベントには
地元の方はもちろん
会津に避難されている大熊町や楢葉町のみなさんも多数参加してくれました



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この日を迎えるために事前に
会津若松第一幼稚園を訪問して
子供たちと一緒にキャンドル作りをおこなっていました

もう震災の記憶がない子供たちと一緒にキャンドルをつくりました
3月11日に灯すためにですが
子供たちにはそれぞれの夢を教えてもらい
その夢が叶うようにと一緒に作りました

当日は幼稚園の親子も多数会場にきてくれていました

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会津出身で現在ラブフォーニッポンロードにも参加している
越尾さくらさんもステージに出演してくれました

ステージでは発災後会津に避難してきた大熊町の子供たち
熊町、大野小学校の合唱部のこどもたちも出演していました


会津地方には震災後多くの原発周辺地域の方々が避難してきました

しかし最初の冬に雪のある生活を味わってから
郡山やいわきなどに避難場所を移す方々が多かったようです

ラブフォーニッポンでも以前に訪問した
大熊町のみなさんの暮らす町では
地元の方々がとても大熊のみなさんに良くしてくれているということで
現在でも多くの大熊の方々が暮らしています

イベント当日は
キャンドルホルダーへのメッセージ記入や
子供たちには希望の葉にそれぞれの夢を書いてもらったりしていました
みなさんそれぞれの震災から4年の今を書いてくれたり
こどもたちも大きくなったらしたい仕事など夢を書いてくれました

なかには両親が大熊町から会津に避難した時にはまだ生まれていなかった子供もいました

「大きくなったら大熊町に行ってみたいなー!」
「いつか町に帰りたい!」
などの想いが書かれていました

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現在でも福島県各地の仮設住宅をまわっていますが
震災当時に生まれた子供たちがだいぶ大きくなっています

当たり前のことではありますが
大人たちよりも子供たちの成長を見ると
いかに仮設住宅での暮らしが長いものであるのかを実感します

最近では
避難先に家を建てたり借りたりして籍を移す人も増えているようです

「震災」
という災害であれば
5年目はいよいよ本格的に「復興」という年なのかもしれません

ここ福島県で起きている災害は震災はもちろん原発事故からの放射能問題
それだけではなく
津波被害と風評被害、補償問題、格差問題など様々な問題が発生しています

そして何より原発が現在どうなっているのか?
今後はもう安全なのか?汚染水は?そしてまたそこで働く方々の健康は?など
問題は山積みとなっています

これまでに日本が体験したことがないことではないでしょうか

そして
それらをひとくくり
「福島」の問題として声を大にすることによってあらたに発生する風評被害があります

問題自体訴えることをしなくなれば補償も受けれなくなっていきますし
問題解決への道も遠くなってしまいます


この声をあげなければいけないが
あげることが出来ない

このことが今一番の問題なのだと思います

それでも福島県のみなさんは一生懸命自分たちの力で復興しようとしています


小さなことかもしれませんが
「フクシマ」としてひとくくりではなく
大きな県である福島県の各地を巡り
そこで暮している地元の方々と
そしてまたそこに避難してきて暮している方々
両者ともと交流して
それぞれの想いや現状を教えてもらうことで
福島県のここは、あそこはと福島県のひとつひとつを県外の人間として語っていくことが大切なのではないかと思いました

この日無事に撤収を済ませ
ラブフォーニッポンの仲間たちとラーメンを食べにいきました
会津にはおいしいものがたくさんあります

そして
柳津町からは巨大なあかべこを昨年に続き提供してもらったり
湯野上温泉からも手伝いにきてくださったり、会場のみなさんも最後まで手伝ってくれたりと
あたたかい人達がたくさんいました

会津っ子宣言
”やってはならぬ やらねばならぬ ならぬことは ならぬものです”

震災後会津で暮す大熊の子供たちも学んでいるそうです



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3月11日は
福島県各地で希望の灯りを灯しました


原災から5年目の今年も福島県の多くの地域を巡り
みなさんと繋がっていきたいと思っています

みなさんどうぞこれからもラブフォーニッポンをよろしくお願い致します




ラブフォーニッポンFB

また月命日に福島のみなさんから想いを授かっています



お時間あるときにみてください



ありがとうございました

CandleJUNE


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2015,2/11月命日を南会津で

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2月の月命日は南会津の湯野上温泉にいってきました

南会津は福島でも新潟の隣でとても雪深い町です
放射能被害も少なく
避難してくる方々も多かった場所です

3月11日にむけて福島県各地のこどもたちとキャンドルを作るワークショップもかねて
湯野上温泉町で月命日ロードをおこなってきました

当日はとても快晴で
前日に降った雪がとてもきれいで
東京からのメンバーはみんなよろこんでいました



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この日は多くの若い親子が参加してくれて
朝からとてもにぎやかな一日となりました


ライブも
渡辺俊美さんや谷本賢一郎さん
ジュンスカイウオーカーズの宮田和弥さん小林さんや
会津出身の越尾さくらさんや宮崎ひとみさんなど
たくさんのアーティストが参加してくださいました

マッサージやコーヒー
塩竈からの平塚さんりえさんの海の幸たっぷりの鍋も人気で
毎回参加してくれているフタバフルーツさんのフルーツなど
盛りだくさんな内容となりました

地元の方々が
外に滑り台などをつくってくれていて
こどもたちと雪合戦をしたり
おとなも子供も大はしゃぎで遊びました


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南会津のかたがたは言います

「このへんはほとんど震災の影響もなく
放射能もとんでこなかった
だから支援とかも、なんだか申し訳ないんですよねえ」

「南会津はぜんぜん平気なのに
福島って一言でくくられちゃうからねえ」

「でもね
お客さんとか確かに減ってしまったけど
浜通りの人達、津波被害で家族を亡くした人達と比べたらぜんぜん平気だから!」


会津のみなさんや南会津のみなさんと話をしているとよくきくことがあります

それは県外に行った時にホテルのチェックインで書く住所欄に
つい福島県と書くことをためらい
会津から書いてしまうということ

福島県という名前で起こるさまざまなトラブル

原発事故以降
会津や南会津のみなさんはつい会津郡から書いてしまうんだよねえと言います


放射能被害がいったいなんであるのか
それをもっと多くの人々に知らせなければいけないのだと感じます

2/11

夜になり
外でキャンドルをみんなで灯している和やかな時間のなかで
あらためて感謝の言葉をひとりのお母さんからもらいました

「本当に楽しい時間をすごさせてもらいました
ありがとうございます 
なんだか申し訳ない気持ちでもあったけど
やっぱり私たちがもっともっとがんばって福島の元気を伝えていかないといけないですよね
がんばります!」


と言ってくれました

復興支援とはなんであるのか?
被災地支援とはなんであるのか?

地震被害ではないことが
この福島県で起きています
そこからの復興とはいったいなんであるのか


東京で日々忘れ去られつつある311を
あらためて考え直さなければいけないのだと思いました



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2015 3/11
南会津でも追悼のキャンドルナイトがおこなわれました
あいにく当日は荒天でたくさんのキャンドルを灯すことができませんでしたが
たくさんの地元のみなさんがいっしょにがんばってくれていました

新潟からも北海道からも
311を一緒にと、想いある人々がともに311を南会津で祈りました

たくさんの温泉と
豊かな大自然のある南会津

あらためて
多くの方々に南会津をおとずれてもらえたらと思います


ラブフォーニッポンはこれからも活動を続けていきたいと思っています

みなさまどうぞ
よろしくお願い致します




ラブフォーニッポンFB

また月命日に福島のみなさんから想いを授かっています

お時間あるときにみてください



ありがとうございました


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