9月の月命日を福島県郡山の仮設住宅で

 

FullSizeRender 5.jpg

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

9月11日

月命日のこの日は福島県郡山にある南一丁目仮設住宅を訪問しました

 

 

こちらにはいつもお世話になっているお父さんお母さんたちが沢山暮しています

 

各地からのスタッフ集合もまずは「富子さん宅に!」となり

そちらでご飯やお茶をいただいてから集会所の準備をはじめました

 

富子さんのお宅にはこれまでのラブフォーニッポンの活動の写真等が所狭しと貼られており

みんなの家のように

「ただいまー」「おかえりー」という感じになります

 

集会所は今年の311もおこなわせてもらっている川内村の集会所をお借りしました

 

この日は

「みんなでご飯を作ろうの会!」

ということになったので

福島の餃子を作ってみたり塩竈からもってきてもらったさんまを焼いたりと

ご飯を一緒に作ることに時間をかけ

お母さんたちに教えてもらったり、補助しあったりでみんなで楽しく作りみんなで頂きました

 

 

FullSizeRender.jpgIMG_2886.jpgFullSizeRender 2.jpg

 

ビンゴ大会は仮設に暮すみなさんもスタッフも一緒になって楽しみました

 

集会所にある卓球台を使ってラブフォーチーム隊仮設チームでのゲームをおこなったりもしました

結果は仮設の皆さん達のほうが強いという結果にみんなまた盛り上がりました

 

ワークショップでは

折り紙オーナメント作りやステンシルプリントでトートバッグを制作したりと

いつもの仲間たちがこたつのある小上がりのところで

食べながら飲みながら和気あいあいと楽しくおこなってくれていました

 

 

キャンドルナイトライブは

谷本賢一郎さんがみんなと一緒に踊ったり

高齢者のみなさんのためにリクエストを受けて歌ってくださいました

 

また今年の311から参加してくれている高橋てつやさんも

仮設のみなさんがとても仲良くなってくれ

盛り上がりました

 

一日の終わり頃にはみんながひとつの家族のような錯覚をもつほどでした

 

初めて訪問する場所ではなかなか得られないリラックスした一日をつくることができました

 

FullSizeRender 3.jpg

FullSizeRender 4.jpg

この仮設住宅には富岡町と川内村のみなさんが暮しています

 

川内村のみなさんは帰村が始まっていますが

富岡町のみなさんは、来年に町の一部が帰町できるかどうかというところのようです

 

毎年良く聞いて来た台詞ですが

「仮設もまた一年延長になるみたいよ」

そんな言葉もいよいよなくなってくるようです

 

 

 

ビックパレットというとなりにある施設が震災当時、避難所となっていました

この

避難所時代に出逢ったのがこちらの仮設のみなさんですが

それぞれの家のまわりで育てている植物たちや

富子さん宅の貼られているこれまでの活動をみると

とても長い月日を感じることができます

 

 

徐々に町に帰ることができたり

集合住宅へ引っ越されたり

避難先に本格的に引っ越しをされる方など

6年目となると避難生活にも変化があらわれています

 

そしてまたこの年月によって亡くなられてしまう方もいます 

 

 

来年の3月11日で7年目を迎えます

 

東北全体で見たら震災復興が進む部分も数多くあり

喜ばしいことも沢山ありますが

原災からの復興がはたして本当にこのままでいいのか疑問に思う点が多くあります

 

そしてそれらの問題点を福島県民のみなさんが声に出すことの難しさも感じます

 

避難して補助金をもらえる人

避難も出来ず補助金ももらえない人

未だに町に帰れない人

一度福島県から避難してまた戻った人‥‥

 

さまざまな状況の方々がいます

 

問題点をあげるより

復興していることをあげてほしい

 

そうった想いの強さも感じます

 

大きな流れのなかでどうする事もできないこともたしかにありますが

 

自分たちが関わって来たみなさんのこれからにも

少しでも関わり続け

小さな声や想いをしっかりと受け止めて

発信していきたいと思います

 

 

どうぞみなさん

 

これからもラブフォーニッポンをどうぞよろしくおねがいします

 

ありがとうございました

 

 

CandleJUNE

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ラブフォーニッポンでは熊本地震支援活動のための寄付をおねがいしています

 

 

 

三菱東京UFJ銀行

一般社団法人LOVE FOR NIPPON(イッパンシャダンホウジンラブフォーニッポン)

代々木上原支店(普通)0052628

※お振込みの際振込名義の頭にクマモトと記入後、お名前をいれてください

 

http://www.lfn.jp/support/

 

クレジットカードでのご寄付はこちらのショッピングサイトからおねがいします

 

http://lfn.theshop.jp/

 

 

ラブフォーニッポンFB

https://www.facebook.com/LFN311

 

 

月命日に福島のみなさんからメッセージを授かっています

https://www.facebook.com/LFN311

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

8月の月命日を福島観音寺さんで

DSC05246.jpg

 

8月の月命日は福島県本宮にある観音寺さんでイベントを開催してきました

 

こちらには311震災で亡くなったみなさんのお名前がまとめられて奉納されています

震災以降

お盆の時期にイベントを行ない、たくさんの方々に喜んでもらっているということですが

今年はぜひラブフォーニッポンと一緒に出来たらというお話で実現しました

 

 

これまでラブフォーニッポンがおこなってきていることは

仮設住宅やこども園などで様々なワークショップをおこなったり

いっしょにご飯を作って食べたり、キャンドルを灯してお祈りしたりしています

 

これらの行為はかつてはお寺でおこなわれていた事ではないのか?

学んだり,交流したり、そして祈ったりと。

 

こちらでは寺子屋的な子供の学習合宿があるなど

地域のみなさんとしっかりと繋がりがあり

この日もたくさんの地域の方々がお手伝いでも集っていました

 

DSC05180.jpgDSC05209.jpgDSC05206.jpgDSC05179.jpgDSC05186.jpg

 

 

連休ということもあり渋滞が酷く

スタッフ全員到着が遅れてしまい、ばたばたの中でのスタートとなりましたが

折り紙ワークショップをはじめマッサージやネイル、ステンシルワークショップ

オーラソーマやヨガワークショップと盛りだくさんの内容となりました

 

とそれに加えて

この日はナチュラルハーモニーさんによる有機野菜すくいゲームもおこないました

 

本堂前では

以前桜が有名な富岡町のみなさんが暮らす仮設住宅にも水墨画をプレゼントして下さった

土屋秋恆さんたちがライブペイントとワークショップもおこなってくださいました

 

会場には

いつものゆるキャラ「わるたん」も登場し、子供たちを楽しませ

会場をもりあげてくれていました

 

特設ステージでは谷本賢一郎さんはじめ

宮崎ひとみさんエリカさんといつものメンバーのライブや

福島県出身の伊東和哉さんや

本宮出身のいしばしさちこさんライブと続きました

 

これまで福島での活動で出逢ってきたミュージシャンたちです

 

 

夕方になると

本堂では事前に地域の子供たちに書いてもらったメッセージなど

たくさんの想いが書かれたキャンドルたちが灯されて

yaeさんライブがおこなわれました

 

福島のこどもたちへの歌なども歌われてとても素敵な時間が流れました

 

DSC05223.jpgIMG_0796.jpgIMG_0806.jpgDSC05268.jpgDSC05283.jpgDSC05280.jpg

 

 

最後のステージは渡辺俊美さんのライブでした

 

すべての出演者も参加してライブは盛り上がりましたが

最後に俊美さんの故郷でもある富岡町の歌を歌っている最中に花火があがるサプライズもあり

感動的なフィナーレとなりました

 

この日たくさんのスタッフや出演者がいましたが

楽屋の奥で

仮設住宅に暮す方々や幼稚園で出逢ったお母さん達がみんなのご飯を用意してくれていました

 

みんなが一丸となり

集ったたくさんの人達を喜ばす事ができました

 

仮設住宅訪問やこども園、小学校訪問しておこなう月命日もありますが

こうした地域のお祭りに参加することで

普段は出逢えないみなさんと交流をもつことができます

 

DSC05288.jpgDSC05303.jpgDSC05309.jpgDSC05334.jpgDSC05345.jpg

 

これは震災当時からのことではありますが

 

「避難所の人達ばかりずるい」

 

「仮設の人達ばかりで、、、」と言った声を良く聞きます

 

震災から6年目ともなればそんな声もないかと思われるかもしれませんが

原発周辺地域のみなさんが帰れないという事はみんな知っていることですが

その人達には補償金など様々なお金が渡されていると思われています

 

郡山や福島市など「なか通り」の地域には線量が高い所が多くあったにもかかわらず

避難指示も出されず

特別な補償金もなくで、かつ現在も多くの風評被害などが発生しています

 

さまざまな格差なども生じているなかで

それぞれの「福島」を教えてもらうこと

そしてまた各地域のみなさんが交流できるような状況を少しでも多く作る事が出来たらと

このお寺でのイベントを終えて感じました

 

 

この夜灯されたキャンドル達に描かれた想いは

原発や放射能や津波のことではなく

 

「世界平和」

 

「おじいちゃんが長生きしますように」

 

「子供たちが健康でありますように」

 

などの願い事が数多く灯されていました

 

たくさんの笑顔と笑い声も絶えない一日でしたが

灯されたひとつひとつの願い

そしてそれを天に届けるかのような花火は

日本のお祭りの意味を感じさせそしてまた

この毎月おこなっている活動のこれからをあらためて考えさせられるものとなりました

 

夏の日の思い出のようにだいぶ時期が経ってしまい

レポートが遅れていること大変申し訳ありません

 

現在も熊本支援など継続的におこなっています

 

どうぞみなさん

 

これからもラブフォーニッポンをどうぞよろしくおねがいします

 

ありがとうございました

 

 

CandleJUNE

 

DSC05318.jpg

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ラブフォーニッポンでは熊本地震支援活動のための寄付をおねがいしています

 

三菱東京UFJ銀行

一般社団法人LOVE FOR NIPPON(イッパンシャダンホウジンラブフォーニッポン)

代々木上原支店(普通)0052628

※お振込みの際振込名義の頭にクマモトと記入後、お名前をいれてください

 

http://www.lfn.jp/support/

 

クレジットカードでのご寄付はこちらのショッピングサイトからおねがいします

 

http://lfn.theshop.jp/

 

ラブフォーニッポンFB

https://www.facebook.com/LFN311

 

 

月命日に福島のみなさんからメッセージを授かっています

https://www.facebook.com/LFN311

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

11/12福島県楢葉町にて『海の詩』開催について

B2poster.jpg

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

福島県楢葉町にて

11/12に、楢葉町追悼祈念の集い「海の詩SONG OF THE SEA」

を地元実行委員会とともに開催する事となりました

 

 

これまでラブフォーニッポンは原発のある双葉郡の皆さんの避難先を訪問してきました

 

なかでも楢葉町のみなさんのところには

仮設こども園はじめ、各地の仮設住宅などにお邪魔してきました

 

昨年の9/5、震災から5年目にして楢葉町は避難解除を解かれ、帰町宣言を果たしました

 

もともと他の双葉郡の町村にくらべて線量も高くない地域でもあったのと

除染がある程度終わったという事から帰町がはじまりました

 

もちろんまだまだすぐ帰れるというわけではないと

いわき市にある仮設の皆さんは話してくれます

 

「まだダムの中が高いだろうから帰りたくない」

 

『むこうで仕事ができるわけではないから帰れない」

 

「病院やお店等いろいろ復活してないから帰れない」

 

など様々な意見を聞いてきました

 

 

 

津波被害で家を流されてしまった地域もあります

 

「すべてが草に覆われてもとの区画がわからなくなった」

 

以前の住処に帰った住人の方がつぶやきます

 

 

毎月11日の月命日にかならず福島のどこかでイベントを開催し

その際にみなさんそれぞれの『想い』をキャンドルホルダーに書いてもらっています

 

楢葉町のみなさんに書いてもらうカップにはたくさん

 

「いつか楢葉に帰りたい」

 

「あのころの楢葉町にかえりたい」

 

という想いが書かれています

 

 

 

これは楢葉町にかぎったことではなく

双葉郡すべての町村のみなさんにも言える事ですが

 

一部の地域では

 

「それでももう帰れないだろう」

「はやく諦めよう」

 

そんな地域もあります

 

 

ここからは自分の考えですが

早い段階で

国は住民のみなさんの

「いつか帰りたい」

という気持ちを優先して

まだ数値も高い原発に近い国道を通れるようにしました

 

そして住民以外の人も通れるようにしました

 

きっとあの時から「危険区域のライン」が曖昧になっていったのだと思います

 

 

最近

福島で良く聞く言葉です

 

「数値が高い所にいても長時間でなければ平気。」

 

「カラダの中に入らなければ大丈夫。」

 

「大人は一ヶ月もしたらカラダの中から出て行くから大丈夫。」

 

「2011のあの時に比べたら全然低いよね」

 

震災から6年目の今でも原発事故は収束していません

ですが

福島県各地の除染は進み

生活圏の数値はどこも下がったと言えます

 

福島の皆さんからしたら今の楢葉町はもう安全と思う方が多いと思います

でも県外の人達からしたら

危険なのでは?となります

 

原発から20キロ圏内の町”楢葉町”

 

 

 

福島に限ってのことではないのですが

各地の被災地に行った際に

現地のみなさんの

 

「国はいったいどう考えているんだろう!」

 

『国は現地のことを考えてくれているのだろうか?」

 

こういった言葉の中にある『国』というものは何を指しているのか?

 

国会?政治家?各省庁?メディア?

いろいろあると思いますが

 

実はその言葉は被害地域以外の地域

県外の人達の事すべてを指しているのだと感じます

 

 

「福島が危険!」と言うのならば、なぜ数値が高い地域すべてを「危険避難区域」にしてくれなかったのか

 

「福島の産物が危険」と言うのならば、なぜ他の地域の生産物は検査しないのか

 

家が地震で全壊したのにこれっぽっちの金額では玄関しか修復出来やしないのに国は‥

 

 

熊本地震で非常に大きな被害が発生しました

がどこかで311東北大震災と比べてしまう日本人が沢山いるのだと思います

 

あれに比べたら津波もないし、原発事故もないし‥‥

 

 

では311東北大震災の、震災、津波被害、原発事故はもう終わったのでしょうか?

そこからの学びは活かされているのでしょうか?

 

 

この大きな傷を治す事が出来なければ

きっとこのあとの被災地の悲しみも癒す事ができないのだと思っています

 

 

 

ラブフォーニッポンは被災地支援活動をおこなっています

 

震災当時

原発事故後の危険区域とされている場所には入りませんでした

そこから避難している方達に物資を届けに行っていました

 

そして原発反対運動をしているわけでもありません

 

 

「そこで暮して大丈夫!」と言われた方々が暮らす避難所に

支援が必要な地域に物資や想いを届け

時には

「イベントを開催したいから手伝って」と言われたらお手伝いもします

 

福島では

現在も多くの方々が仮設住宅で暮らし

避難生活を送っています

 

だから支援が必要というわけではありません

 

たしかに安全なモノ作りをしている「福島」も存在しています

「危険か危険ではないか」ではなく

もっともっと多くの関心が集まり

議論を重ね、日本全体で考え直さなければいけないことなのだと思います

 

 

たくさんの個人的想いを書いてしまいましたが

 

原災から6年目の今

 

11/12楢葉町天神岬公園でイベントを開催します

 

 

帰町宣言をして一年

楢葉町に帰った住民のみなさんは一割にも満たないようです

 

このイベントは楢葉町の有志が集りできたグループが主催となっています

 

町内の若い力が中心となって「ほっつあれDEいいんかいっ?」という団体が立ち上がりました

 

”ほっつあれ”とは、散乱を終えて死にかけた鮭を指す言葉です

 

楢葉町では木戸川の鮭が有名で

昔から秋の産卵の時期は、その鮭をほっつあれ鮭と親しみを込め呼んでいました

 

今の町の状況がまさに”ほっつあれ”の状況であり

 

「このままでいいのか?いや良いわけないだろう!!」

 

という想いが込められた団体名です

 

「もっと多くの住民に帰って来てほしい」

「住民がもっとこれからの町のことをどうするのか考えないと」

 

「町外の人たちにもっと今の楢葉町のことを、かつての楢葉町の事を知ってほしい」

 

明確な答えがそこに用意されていて

そこに向かうようにするためのイベントではなく

自分たちで答えを見つけるためのはじめの一歩です

 

 

それはけして楢葉町の方達だけのことではなく

 

これからの日本のための

大切な答え探しなんだと思います

 

 

2011年3月14日から福島に入り、5年間の活動が導いて来た6年目のひとつの結果です

 

福島や宮城からそして新潟からもスタッフが集ってくれます

 

このイベントに関してはFBページを見ていただけたらと思います

https://www.facebook.com/%E6%B5%B7%E3%81%AE%E8%A9%A9-Song-of-the-Sea-210707089349411/

 

 

 

福島のみなさんと日光でお米作りの事や

毎月11日の月命日活動レポートなど遅れていて申し訳ありません

 

熊本での活動も仮設住宅へのサービスと変化してきています

 

 

被災地のみなさんから教わり

これまでの活動で学んだことを、これからの活動に活かして行きたいと思います

 

 

どうぞ

みなさまこれからもラブフォーニッポンをよろしくお願い致します

 

ありがとうございました

 

 

CandleJUNE

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ラブフォーニッポンでは熊本地震支援活動のための寄付をおねがいしています

 

三菱東京UFJ銀行

一般社団法人LOVE FOR NIPPON(イッパンシャダンホウジンラブフォーニッポン)

代々木上原支店(普通)0052628

※お振込みの際振込名義の頭にクマモトと記入後、お名前をいれてください

 

http://www.lfn.jp/support/

 

クレジットカードでのご寄付はこちらのショッピングサイトからおねがいします

 

http://lfn.theshop.jp/

 

 

これまでの活動レポートはこちらをご覧下さい

http://www.lfn.jp

 

ラブフォーニッポンFB

https://www.facebook.com/LFN311

 

 

月命日に福島のみなさんからメッセージを授かっています

https://www.facebook.com/LFN311

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

7月の月命日を福島の小学校で

 

DSC05014.jpg

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

7月の月命日は福島県福島市

 

福島市立御山小学校で月命日ロードを開催してきました

 

 

 

幼稚園などではこれまでも開催してきましたが

 

小学校でとなるとなかなか長時間でのイベント開催は難しいところなのですが

 

ラブフォーニッポン福島支部長樋口先生のおかげで

 

学校側とのやり取りがしっかりと出来た事で

 

当日はもりだくさんの内容となりました

 

DSC04965.jpgDSC04972.jpgDSC04974.jpg

 

 

この日の始まりは体育館で

 

大道芸くるくるシルクさんのライブからスタートしました

 

始めて見る子供たちはおはしゃぎで楽しんでくれていました

 

 

 

その後は

 

折り紙オーナメント作りワークショップや

 

子供たちだけでなくお母さん達の参加も多数あったので

 

いつも仮設住宅でおこなってくれている仲間たちによるマッサージや

 

ヨガのワークショップなどもおこないました

 

 

 

また

お花のワークショップには子供たちも沢山参加してくれていました

 

 

 

普段の月命日では仮設住宅でバーベキューなどをおこなっていますが

 

この日は

カレーや、ポップコーンなどの提供をおこないました

 

DSC04993.jpgDSC04984.jpgDSC04996.jpg

DSC05052.jpg

浪江町仮設住宅のみなさんが福島大学のみなさんと一緒にかき氷を提供してくれたり

 

フタバフルーツさんもフルーツの提供をして下さいました

 

 

 

福島各地の仮設住宅のみなさんが手伝いに来て下さっていました

 

 

また協力して下さった学校にはサラヤ株式会社さんからご支援いただいている

消毒剤や洗剤などをお渡ししてきました

 

 

 

 

イベントは中庭を中心に体育館や教室などでおこないましたが

 

たくさんのライブもそこでおこないました

 

ステージでは

 

スペインの子供番組ジェリージャムのキャラクターもきてくれて

 

いつも来てくれている神戸のわるキャラ”わるたん”との共演となり、小さな子供たちに大人気でした

 

 

ライブは

 

宮崎ひとみさん

 

越尾さくらさんと伊東和哉さん

 

福島在住エリカさん

 

谷本賢一郎さん

 

高橋てつやさん

 

そして急遽

 

 

福島出身の片平里菜さんも登場してくださいました

 

 

 

DSC04996.jpgDSC05018.jpgDSC05048.jpgDSC05031.jpg

 

福島市は原発事故発生当時

数値が高いもののほとんど支援が来ないと良く言われていました

 

 

 

当時幼稚園生だった子供たちも今では小学生です

 

 

 

あのころ外遊びを禁止されていた子供たちは

 

手先が不器用な子供が多かったり

 

未だに外遊びの遊び方を知らないと言う子供が多くいます

 

 

 

この日も何人かのお母さん達といろいろとお話をさせてもらいましたが

 

震災から6年目となると

 

それぞれの家庭によって考え方が異なり

 

なかなか放射能のことや原発のことなど

 

ごはんの素材の安全の話しなどもしなくなっていると言いました

 

 

 

たしかに震災から1〜2年の時のような悲痛な叫びや涙は見えなくなっています

 

 

 

それでも樋口先生はもっと多くの学校やこども園などでこう行った活動をおこなってほしいと言います

 

 

そして

 

樋口先生のところには

 

「うちでもぜひやってほしい!」

 

という声が多くあります

 

 

 

 

福島で暮しているみなさんの中には

 

まだまだ原災被害が続いているにもかかわらず

 

その事について話し合ったりすることができない環境が生まれてしまい

 

ほんとうはもっと話したかったり

 

知りたかったりしたくてもできなくなっていて

 

こういった活動があることで

 

県外の自分たちに打ち明ける事が出来たり

 

他の地域の人との繋がりができたり

 

仮設のみなさんとも交流ができるので

 

とても大切なんですと

 

樋口先生はおっしゃってくれます

 

 

 

そして何より子供たちが本当に一日楽しく笑顔いっぱいで楽しんでくれます

 

 

 

 

 

月命日の夜には必ずキャンドルナイトをおこなっていますが

 

キャンドルホルダーにその地域のみなさんそれぞれの今の想いを書いてもらっています

 

 

そして子供たちには夢を書いてもらっています

 

 

 

子供たちの夢のなかには震災が影響していることが多くあります

 

 

「警察官に、自衛隊に、お医者さんになりたい」

 

 

その夢には「あの時助けてもらったから」という想いが反映されています

 

 

とても素敵な事だなあと思う反面、放射能被害のことへの不安も様々な形で子供たちには伝わっています

 

 

仮設住宅に暮す子供はあまり多くはありません

 

 

こうして小学校で活動できることでたくさんの子供たちとふれあい

お母さん達とも交流する事が出来ました

 

 

 

震災から6年目の今

 

ラブフォーニッポンの現地活動は現地のみなさんの協力で成り立って来ています

本当に現地で必要と思われることがリクエストされ

一緒になって作り上げるようになってきました

 

 

 

福島県にはまだまだ多くの仮設住宅があり

 

避難生活を送っている方々が多くいらっしゃいます

 

そしてそれ以上に

 

放射性物質が飛散したことからの被害があります

 

 

 

震災ではなくこの原災に対しての支援活動は風化しつつある今本当に必要な事と思います

 

 

 

活動報告が遅れてしまっていて大変もうしわけありませんが

どうぞ

みなさまこれからもラブフォーニッポンをどうぞよろしくお願い致します

 

 

 

DSC05050.jpgDSC05051.jpg

 

 

 

CandleJUNE

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ラブフォーニッポンでは熊本地震支援活動のための寄付をおねがいしています

 

三菱東京UFJ銀行

一般社団法人LOVE FOR NIPPON(イッパンシャダンホウジンラブフォーニッポン)

代々木上原支店(普通)0052628

※お振込みの際振込名義の頭にクマモトと記入後、お名前をいれてください

 

http://www.lfn.jp/support/

 

クレジットカードでのご寄付はこちらのショッピングサイトからおねがいします

 

http://lfn.theshop.jp/

 

 

これまでの活動レポートはこちらをご覧下さい

http://www.lfn.jp

 

ラブフォーニッポンFB

https://www.facebook.com/LFN311

 

 

月命日に福島のみなさんからメッセージを授かっています

https://www.facebook.com/LFN311

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

about
recent entries
categories
archives
search this site.
others
(C) 2024 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.